P2P地震情報API は、気象庁が発表する緊急地震速報・地震情報・津波予報をJSON形式で取得できる開発者向けAPIです。過去の地震情報の履歴取得や、WebSocketによるリアルタイム配信に対応しています。

現時点で TROCCO の標準コネクタとして P2P地震情報APIコネクタ は提供されていませんが、TROCCO ではカスタムコネクタ機能を利用することで、P2P地震情報API の REST API エンドポイントからデータを取り込むカスタムコネクタをローコードで構築できます。 API で提供されているデータを用途に応じて柔軟に連携することが可能です。


TROCCOのカスタムコネクタとは?

ETLツールでは一般的に、2つの異なるインターフェース間の接続を可能にする実装のことを、コネクタと呼びます。カスタムコネクタ は、ユーザー自身で独自コネクタをローコードで作成できるTROCCOの機能です。

カスタムコネクタを利用すると、公式コネクタでカバーされていないSaaSでも、API仕様に基づいて柔軟にデータ取得・転送ができるコネクタを作成できます。

  • APIエンドポイント・認証方式・ページングなどをGUIで設定
  • スキーマ自動推測による効率的なデータマッピング
  • 通常のコネクタと同様にスケジュールによる定期実行が可能

詳細は下記の記事をご参照ください。
カスタムコネクタ(コネクタビルダー)とは

※ カスタムコネクタは TROCCO の Advanced プラン以上のプランでご利用いただける機能です。
※「Connector Builder」は機能名称を「カスタムコネクタ」に変更しました。現在は「カスタムコネクタ」として提供しています。


P2P地震情報API の連携設定方法

P2P地震情報API と TROCCO を連携するには、P2P地震情報API が提供する REST API を利用し、カスタムコネクタ で必要な認証・エンドポイントを設定します。

設定の流れ(例)

  • P2P地震情報API は認証なしでアクセス可能
  • TROCCO の「カスタムコネクタ」メニューから新規カスタムコネクタを作成
  • 認証方式(認証なし)を設定
  • データ連携エンドポイントを登録
  • 「転送設定」メニューから新規転送設定を作成
  • プレビューでレスポンスを確認し、スキーマを自動設定
  • ジョブを実行して Snowflake / BigQuery / S3 などへ転送

より具体的な設定方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。

P2P地震情報API をカスタムコネクタで設定する手順