Google Calendar は、個人や企業がスケジュールを管理できるクラウドベースのカレンダーサービスです。イベントの作成、編集、削除、リマインダー設定などの機能を提供し、Webブラウザやモバイルアプリからアクセスできます。

現時点で TROCCO の標準コネクタとして Google Calendarコネクタ は提供されていませんが、TROCCO ではカスタムコネクタ機能を利用することで、Google Calendar の REST API エンドポイントからデータを取り込むカスタムコネクタをローコードで構築できます。 API で提供されているデータを用途に応じて柔軟に連携することが可能です。


TROCCOのカスタムコネクタとは?

ETLツールでは一般的に、2つの異なるインターフェース間の接続を可能にする実装のことを、コネクタと呼びます。カスタムコネクタ は、ユーザー自身で独自コネクタをローコードで作成できるTROCCOの機能です。

カスタムコネクタを利用すると、公式コネクタでカバーされていないSaaSでも、API仕様に基づいて柔軟にデータ取得・転送ができるコネクタを作成できます。

  • APIエンドポイント・認証方式・ページングなどをGUIで設定
  • スキーマ自動推測による効率的なデータマッピング
  • 通常のコネクタと同様にスケジュールによる定期実行が可能

詳細は下記の記事をご参照ください。
カスタムコネクタ(コネクタビルダー)とは

※ カスタムコネクタは TROCCO の Advanced プラン以上のプランでご利用いただける機能です。
※「Connector Builder」は機能名称を「カスタムコネクタ」に変更しました。現在は「カスタムコネクタ」として提供しています。


Google Calendar の連携設定方法

Google Calendar と TROCCO を連携するには、Google Calendar が提供する REST API を利用し、カスタムコネクタ で必要な認証・エンドポイントを設定します。

設定の流れ(例)

  • Google Calendar 側で OAuth 2.0 クライアント を発行
  • TROCCO の「カスタムコネクタ」メニューから新規カスタムコネクタを作成
  • 認証方式(OAuth 2.0)を設定
  • データ連携エンドポイントを登録
  • 認証情報を登録
  • 「転送設定」メニューから新規転送設定を作成
  • プレビューでレスポンスを確認し、スキーマを自動設定
  • ジョブを実行して Snowflake / BigQuery / S3 などへ転送

より具体的な設定方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。

Google Calendar をカスタムコネクタで設定する手順