データ基盤は、組織構造、現場課題、活用ビジョンなど複合的な要件や制約の下で構築されます。
建設業を主とする戸田建設株式会社と、エンタメ業を主とする株式会社サミーネットワークスの各社は、全く異なる用途や条件の中でデータ基盤を構築していますが、両社の基盤には「利用者の活用を想定したデータ基盤」という共通項が存在し、利用者データ活用を滞りなく進めるピースとしてデータカタログが介在しています。
本セッションでは、各社の基盤構築の歩みを紐解きながら、「運用を見据えたデータ基盤とは」を議論します。
スピーカー
SPEAKER
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小林 克樹氏 株式会社サミーネットワークス
ゲーム事業本部 マーケティング部 デジタルリサーチ分析課
新卒でSIerとしてクラウドサービスを用いたデータ基盤構築やデータ運用支援に従事。その後、2022年5月に株式会社サミーネットワークスに入社。入社直後からデータ分析基盤の構築ならびにBIツールのリニューアルに貢献。現在は自社サービスのデータ分析ならびにデータ取得範囲の拡充や自動化に携わっている。
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一色 晃彰氏 戸田建設株式会社
ICT統轄部 統合利益管理システム部 主管1級
1992年 戸田建設入社。現場、営業、営業事務を経験。全社のITグランドデザイン策定の際に営業分野に関わったのがきっかけで2014年よりICT部門へ。一貫して営業関連のシステムを担当。2020年頃からDWHに興味を示し、2022年 データマネジメント基盤構築プロジェクトを立ち上げる。
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岡野 敦史 株式会社primeNumber
プロフェッショナルサービス本部 VP
新卒でITコンサルティング会社に入社、プロジェクトマネージャーとして、小売業界の基幹系システムの構築とそれに伴う業務構築に従事。
primeNumberではソリューションアーキテクトとして、データ分析基盤のアーキテクチャ設計・構築のプロジェクトマネジメントの実施から稼働後の企業のデータマネジメントの支援まで幅広く担当。