株式会社primeNumber（本社：東京都品川区、代表取締役CEO：田邊 雄樹）は、クラウドETLサービス「TROCCO（トロッコ）」において、freee会計・freee請求書、マネーフォワード クラウド会計など複数の会計・請求書管理SaaSとの連携を拡充しました。

primeNumberでは、2024年12月10日に「CONNECT 100+」構想を発表し、新たに100以上のデータコネクタを開発する取り組みを進めています。その一環として、今回は会計・請求書管理SaaSとのコネクタを開発し、FP&A（Financial Planning & Analysis、財務計画・分析）領域の強化を実現しました。

近年、企業のデータ活用ニーズの高まりとともに、財務の分野においてもデータを一元化して分析することで企業の将来予測や計画に役立てる「FP＆A」という業務領域の重要性が向上しています。特に、会計・請求書管理領域においては、freee会計、Stripe、Square、マネーフォワード クラウド会計など、多くのBtoB向けSaaSが利用されています。

一方、これらSaaSで蓄積したデータを統合してFP&Aに活用するためには、データ収集・加工・変換といった煩雑な作業が必要となり、企業のデータ担当者にとって大きな負担となっています。

TROCCOは、これらの課題を解決するため、複数の会計・請求書管理SaaSとの連携を強化し、企業のFP&A高度化を支援いたします。

TROCCO導入により期待できる効果 

• 低い学習コスト: 使いやすいUIで、非エンジニアでも操作可能
• データ収集・加工・変換の自動化: 複数のサービスからデータをGUI操作で容易に収集し、必要な形式に加工・変換することでデータ準備作業を大幅に削減
• データの一元管理: データパイプラインをTROCCOで一元管理してツールの乱立を防ぎ、分析に必要なデータを迅速に把握
• 維持・保守工数削減: 外部サービスのAPI仕様変更にもTROCCO側で対応するため保守工数の削減が可能
• 手厚い伴走支援: 担当者と専用のSlackチャンネル（※）を設置し、TROCCOの操作方法やエラー分析などを日本語・日本時間で実施可能（※）
  • ※ Free、Starterプランの問合せ方法はメールでの問い合わせになります。
• 高度な分析: 統合したデータを用いることで様々な角度からの分析が可能となり、より深い洞察を獲得
• 意思決定の迅速化: 分析結果を基に迅速かつ的確なビジネス上の意思決定を支援。

連携サービスとユースケース

今回の連携により、以下のサービスとの連携が可能になりました。 

会計

会計データを用いた予実管理、プロジェクト別収益性分析などの用途に貢献。

• freee会計※1
• マネーフォワード クラウド会計※2
• マネーフォワード クラウド会計Plus※2

決済

決済データやPOSデータを用いた顧客ごとの売上分析や収益予測、店舗別の売上分析や在庫管理などの用途に貢献。

• Stripe
• Square

請求

請求書データをTROCCOを通してデータウェアハウス等に取り込み、売掛金残高の可視化や入金予測、キャッシュフロー分析などの用途に貢献。

• freee請求書※2

※1 2024年12月にリリース済み
※2 2025年3月にリリース予定

primeNumberは、今後もTROCCOの機能拡充を進め、企業のデータ活用を支援してまいります。特に、FP&A領域においては、更なる連携サービスの拡充や分析機能の強化を図り、企業の経営管理高度化に貢献してまいります。